私達が肉眼で見ている金属物は、反射、写り込みで、その色が成り立ってますので、CGにおいても、素材そのものの色を設定したら、あとは、「背景〜写り込み」の設定でそれが生きてくると思います。屋根やサッシのシルバーでしたら、空(青空+雲)の風景を「背景」設定に持ってくると、大分違ってくると思います。
具体的は方法としては、GI(グローバル・イルミネーション)ですが、
せっかくパストレ+パストレをお使いでしたら、「背景」に空の風景のHDRデータを読み込ませてみると良いと思います。このHDRの背景光と、太陽光(無源遠光源)を併用すると、現実界の様な青っぽい日陰や太陽の暖かい色が再現されて、リアリティのある絵になります。
背景設定の処で、まず「イメージ」にし、次に「イメージ編集」→「読み込み」でHDRデータを読み込む事ができます。読み込んだら、右隣にある「投影」の処をHDRのスタイルに併せて「球」や「ライトロープ」にしてフィットさせます。(下図参照)
<注意点>
青空のHDRを読み込むと、全体的に青被りの絵になりますが、その場合は、無源遠光源に黄色を設定すると、太陽の黄色光と、空の青の調和によりリアリティのある絵になります。
HDRのデータ自体は、ググってみて下さい。結構フリーのデータがある様です。
HDR以外の方法としては、背景を「霧」にして、守半球を青、下半球を土色にすると、簡易的なグロバールイルミネーションになります。