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レンダリング

Q: レンダリングサーバのIPアドレスを複数登録できない。
A: [環境設定]ダイアログボックスの[サーバ]タブにある[IPアドレス]テキストボックスで、1つのIPアドレスごとに改行して入力することにより、複数台のレンダリングサーバを登録することができます。
[IPアドレス]テキストボックスで改行を入力するには、[Ctrl]キー+[Enter]キー(Win版)/[return]キー(Mac版)を押します。
なお、IPアドレスの先頭に“#”を付けることで、そのレンダリングサーバを使用しないようにすることができます。
Q: 印刷用紙サイズに応じた必要レンダリング解像度について。
A: [イメージのdpi指定]により、各種用紙サイズ、印刷品質に応じたShadeでの必要レンダリング解像度(ピクセルサイズ)を調べることができます。
また、その結果をレンダリングサイズの設定に、自動で反映することができます。
以下の操作を行ってください。

1.[プラグイン]メニューから[イメージのdpi指定]を選択します。
2.[イメージのdpi指定]ウィンドウで、[プリントサイズ]に印刷したい用紙のサイズ(幅、高さ)と解像度を入力します。
3.[ピクセルサイズ]の値が、入力した数値に応じて変化します。
この[ピクセルサイズ]の値が、必要なレンダリング解像度となります。
4.[OK]ボタンを押すと、[レンダリング設定]ウィンドウのイメージのサイズが自動的に更新されます。

なお、印刷解像度を300dpiとした場合、Shade 7シリーズ各グレードでの最大対応用紙サイズは、以下のようになります。
professional:190.74cm×190.74cm
standard:33.87cm×33.87cm
basic:13.55cm×10.55cm
なお、上記の数値は、あくまで理論値であり、目安です。
Q: レンダリング画像の出力形式について。
A: Shade 7.5シリーズがサポートしているレンダリング画像の出力形式は、以下の通りです。

●basic/standard/professional共通
・ビットマップファイル形式(.bmp)
・Targaファイル形式(.tga)
・Rawファイル形式(.raw)
・PICTファイル形式(.pct)
・TIFFファイル形式(.tif)
・Flashファイル形式(.swf)(Shade 7.5から)
●standard/professionalのみ
・HDRファイル形式(.hdr)(Shade 7.5から)
・Photoshopファイル形式(.psd)

なお、形状データの入出力に関しては、下記のページをご覧ください。
http://shade.e-frontier.co.jp/75/compare5.html
Q: 透明度を設定していない形状が真っ黒にレンダリングされてしまう。
A: レンダリングオプションの「その他」タブを選択し、「透明度を描画」チェックボックスの状態を確認してください。
このチェックボックスがオンになっていると、透明度の色イメージのみをレンダリングするため、透明度が設定されていない形状は真っ黒な状態になります。チェックボックスをオフにすると通常通りレンダリングされます。
透明度を描画した画像は、背景の合成の際などに使用します。
Q: ワイヤフレームレンダリングの設定方法がわからない
A: ワイヤフレームレンダリングの設定はレンダリング手法を選択するポップアップメニューの右側にある「設定」ボタンをクリックすると表示される「ワイヤフレームオプション」ダイアログボックスで行います。
陰線消去を行うかどうかや線の太さや色についてなどの設定が可能です。
Q: ラジオシティ計算結果を用いたレンダリングは、Shade Rendering Serverで行うことはできますか?
A: Shade 7.1.1 以降で、ラジオシティ計算結果を用いたレンダリングをShade Rendering Serverで行うことができるようになりました。しかし、ラジオシティ計算を行うことはできませんので、ご注意ください。