ボンネットを作ってみよう ↑
今回はボンネットを作っちゃいましょう。
なぜなら、ボディの中で一番位置の基準にしやすい形状だからです。
プラモデルやサンプルをよく眺めてみましょう。
横から見た断面の開いた線形状を作成し、自由曲面に入れて複製していく方法です。
基本になる線形状を作ったあと自由曲面を作成し、その中に線形状を入れます。
線形状を複製移動して形を整えれば面ができます。この繰り返しでボンネットの右半分を作成していきました。
左半分は反転複製してもよいのですが、今後のために反転複製した形状をひとつの形状にまとめる作業をしましょう。
まず、普通に反転複製した形状を作ったあと、その形状を自由曲面から外します。
ボンネットの右側の自由曲面に入っているすべての開いた線形状に「modify」ツールの「逆転」を適用します。
適用した後、ボンネットの左側の開いた線形状を選択した状態で「記憶」ボタンをクリック、右側のつなげたい線形状を選択した状態で「追加」ボタンをクリックします。
真ん中のコントロールポイントを正面図から持ち上げるとコントロールポイントが重複してることが分かるので、ひとつ削除してしまいましょう。
この操作を繰り返して、その他の線形状も左右をくっつけましょう。
いらなくなった線形状は削除します。
はい、ボンネットの完成です。
このボンネットで使った操作は、ほかのボディを作るときにも使うので覚えておくと便利です。
仕上げに中央にワイヤーを入れます。
ボンネットの真ん中の線形状を複製コピーしてその線形状を選択した状態で「記憶」ボタンをクリック、正面図から線の断面を作ったあと「掃引」ボタンを押すことでできますよ。
次回はこのボンネットの形状を使って、フェンダーや上部をつなぐ接続部分を作成しています。を作っていきますよ。